5月14日(土) 本校生物部部員が、神戸女学院大学の森と池で生物調査をしてきました。
神戸女学院大学 人間科学部 環境・バイオサイエンス学科の高橋大輔教授にご指導いただき、ゼミ生3名と合同生物調査をしました。
ゼミ生のうちの一人は本校卒業生で、今回の合同調査のセッティングをしてくれました。
最初に簡単なレクチャーを受けた後、神戸女学院大学構内の極相林(植物遷移が進んだ森)に行き、林床の生物を調べました。「本当にここ西宮市内なの?」と思うほどのうっそうとした森で、各種の調査研究が行われているそうです。
短時間の調査でしたが、とても珍しい扁形動物のコウガイビル、甲虫の仲間のキマワリやゴミムシ、森にすむモリチャバネゴキブリ、キノコなど豊かな森であることを示す生物に出会えました。
その後、万葉池という由緒ある小さなため池に移動しました。この池は最近浚渫が行われ、生物たちがリセットされた状態になりました。新たな生物相がどのように構築されていくのかを明らかにするため、高橋教授のゼミ生たちはこの池で卒業研究を行っています。
イモリ、アメンボ、ミズムシ、トンボのヤゴ、ナナフシなどが見られました。特にイモリの数は半端なく多く、この池周辺の環境も豊かであることを示しています。季節を変えながらの継続調査により、生物相の変遷過程が明らかになると思われます。
コロナ禍で活動が制限されている中、部員たちにとっては久しぶりの野外調査でした。部員たちの生き生きした様子に、やはり生物部はフィールドワークが基本の部活動であることを再認識しました。
このような機会を与えていただいた高橋教授とゼミ生の方々に感謝いたします。ありがとうございました。